私の夢「親なき後問題」の解消
私には夢があります。
今まさに自分が直面している「親なき後問題」を少しでも解消すること。
親なき後問題とは
現在、重度の障がいを持つ方に対し、介護を行うのは親が大半だそうです。
重度であるがゆえに、受け入れてもらえる施設が少なく、選択肢が少ないのも事実です。
頼りの親も段々と歳を取っていきますので、親なき後、さてどうしたものか、という問題です。
私の家庭でも、重度の知的障がいを持つ姉を、母が家で面倒をみています。
どうにもならなくなってからでは遅い
今がなんとかなるからといって、永遠にこのままの生活が続く訳ではありません。
万が一にも親が急に倒れたりしたら…
残された障がいを持つご本人、それから周りの方々がとても大変な思いをします。
どうにもならなくなる前に、親自身がまだ元気なうちに、「親なき後」どうするのか決めておく必要がありそうです。
あったらいいな一緒に入れるグループホーム
私の母は常々「将来どこかに入居するなら娘と一緒に入りたい」と言っています。
法律の問題があるので、一筋縄ではいかないですが、実際にいくつか共生型のグループホームが出来ているみたいです。
いつかは母と姉が一緒に入れるグループホームが出来たらいいなぁ、そうすれば我が家の「親なき後問題」も解決するかなぁ、と漠然と考えています。
8050問題にも通じるのでは?
引きこもってしまう方の中には発達障害を抱えている方が多くいらっしゃいます。
一人では難しくても、親御さんと一緒であればグループホームに入居出来るという方もいるかもしれません。
私の勝手な想像なので実際には分かりませんが、8050問題に関しても「親なき後問題」解消のひとつの糸口になるのではないでしょうか。
その日のために
いつか共生型のグループホームを当たり前に設立することが出来るようになったら。
母と姉が安心して一緒に暮らすことができるようになったら。
そんな日を夢見ながら、私自身もこの問題に少しでも役立てるよう、これからも頑張っていきます。